カトリック紐差教会
平戸の紐差調にある、カトリック教会。平戸の宝亀教会からもう少し行くと このカトリック紐差教会があります。古いちょっとした階段があって それを登っていくと 簡素に立ってます。階段が当時の状況のままのような感じで そのほかは植わってる木が綺麗にメンテナンスされてる感じで 整った庭。当日はちょっと暑かったぐらいで まだ、ゴールデンウィーク明けなのに この木の下の影が すごく心地よかった。いい感じで立っていた。

■この古い階段がいい。

■正面はこんな感じで
明治以降に建った。
このカトリック紐差教会は この平戸の島のほぼ 中央部に立っていて この島の中心的な教会で 旧浦上天主堂が原爆で倒壊したときには 長崎で一番大きな教会だったそうだ。初代聖堂は明治の18年に建てられ、この教会の信者は昔の隠れキリシタンではなく 明治になってキリスト教が解放された後に信者になった方が多いということです。この島の信者やフランスの信者の寄付や協力で建てられたみたいです。また、今の天主堂は昭和2年に建てられたということです。

■ご立派です。
天主様って?
この天主堂っていうのが 少しわかりずらかったのですが、昔の時代劇とかに出てくる キリシタンがキリストのことを天主様って言ってるのをきいて この天主様を拝むというか そんなことのために 前の中心にこの天主様を置いている お堂のこと、仏教と一緒で 大仏さまとかが置かれてる建物 お堂のこと そういうことなんだって。そのへん、仏教もキリスト教もいっしょですね、ってことで。
明治以降の入信者も多い。
それと、この長崎のキリスト関係って ほぼ、隠れキリシタンが キリストのための教会を作ったり その信者になったりした 過去の遺産かと思ってたら 明治以降、キリスト教が解禁されたあとに入信した 信者も多いということで そのへん、誤解してましたが、いまだに教会のあたりを見学していると 信者の方でしょうか ご遠慮なくどうぞって感じで 教会に入ってくださいって親切な方がたまにいらっしゃいますが、一種の布教活動なんでしょう。いまから入信する方もいらっしゃるってことですね。
そんなこんなで この教会もすごく素敵なたてものでした。

■奥行きもあります。